このページでは、ppmckをインストールして使えるようにするための説明をします。 MMLの文法についての解説はppmckのアーカイブに同梱のmckc.txtやppmck-ja.txt、 またはMCK Wikiなどを参照してください。 MMLがはじめての方は、What's MML? (オリジナルmck作者のIzumi.氏による解説)が大変参考になります。
このページに書いてある方法はWindows2000でしか確認していません。Win9xとWinNTでコマンドプロンプトの仕様などが 結構違ってたりするのでWin9xで動かないかもしれません。
VirtuaNSF、 NSFplay(NSF player over NSFplug)あたりがおすすめです。
ppmckの配布ページからダウンロードして好きな場所に解凍します。 それだけでインストールは完了です。
サンプルMMLを用意したのでこれをコンパイルしてみましょう。
「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」より第一楽章冒頭部分
ダウンロードまたはコピペして、ppmckを解凍してできたmckフォルダの中にあるsongsフォルダに
eine.mmlという名前で保存してください。
後述のmknsfコマンドを使う場合、自作mmlは必ずこのフォルダに置くことになります。
songsフォルダの00startcmd.bat(コマンドプロンプトへのショートカットみたいなものです。)を ダブルクリックするとコマンドプロンプトが開きます。
このフォルダで
mknsf MMLファイル名の拡張子を除いた部分
というコマンドを入力することによりMMLをコンパイルしてNSFを作成することができます。
では、eine.mmlをコンパイルするため、
mknsf eine
と入力してリターンキーを押してください。うまくいけば次のようなメッセージが表示され、NSFファイルが作成されます。
MML to MCK Data Converter Ver 0.27 by Manbow-J pmck modification by BKC rel 0.2 patches FDS enable patch([OK]), 4-46, 4-356, 5-17, 5-95, 5-313, 5-658 ppmck VRC6/MMC5/FME7 enable version release 4b (compiled at Jan 26 2005 eine.mml -> eine.h -------+---------------+---------------+ Track | Total | Loop | Symbol|(count)|(frame)|(count)|(frame)| -------+-------+-------+-------+-------+ A | 768 320| | B | | | C | 768 320| | D | | | E | | | -------+-------+-------+-------+-------+ 終了しました NES Assembler (v2.51) pass 1 pass 2 segment usage: ZP - BSS - BANK 0 2868/5324 ---- ---- 3K 5K
同じフォルダにeine.nsfが生成されたはずです。早速NSFプレイヤーで聴いてみてください。
とりあえずここまで読めばppmckは使えます。
unzip ppmck**.zip
cd mck/src
chmod +x compile_unix.sh
./compile_unix.sh
cd ../songs
mv mknsf mknsf.old; sed -e 's/ppmckc/ppmckc_e/' < mknsf.old > mknsf
(If you prefer English messages)chmod +x mknsf
songs
'.mml
', like 'eine.mml'./mknsf eine
eine.nsf
if compilation succeeded.